X-MOMENT

ARTICLE 2021.03.30

【前編】「ふたりのXrossMOMENT」収録後インタビュー - 音楽クリエイター・ヒャダイン×eスポーツプレイヤー・CrazyPapiyoN

  

 

 

eスポーツプレイヤーと異なるジャンルのプロフェッショナルが、eスポーツの試合を観戦しながら、ゆる~くトークを繰り広げていく新番組「ふたりのXrossMOMENT」。

記念すべき第1回目のゲストは、日本のみならず世界で活躍する音楽クリエイターのヒャダインさん。eスポーツプレイヤー・CrazyPapiyoN(クレイジーパピヨン、GUTS Gaming所属)さんとのスペシャルな顔合わせが実現した。

 

 

 

プロフィール


ヒャダイン……1980年生まれ、大阪府出身。本名・前山田健一。独学で作詞・作曲・編曲の能力を身につけ、2007年から本格的な音楽活動を開始。自身もアーティストとして活動するほか、アイドル、J-POP、アニソン、ゲーム音楽まで幅広い楽曲制作を手掛ける。

CrazyPapiyoN(クレイジーパピヨン)……1995年生まれ。GUTS GAMING所属。他のスポーツの日本代表を経て、現在はeスポーツプレイヤーとして活動。「Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)」を中心に、eスポーツ業界をけん引する存在。

 

 

 

今回は、世界中で約5,000万人のプレイヤーと、熱狂的なファンを持つ超人気FPS(※)「Rainbow Six Siege(レインボーシックス シージ)」を題材に、CrazyPapiyoNさんがセレクトしたマッチを観戦。
(※)FPS……ファーストパーソン・シューティングゲームの略で、1人称視点でキャラを操作し武器などを用いて戦闘するゲーム

 

ゲーム好きではあるものの、eスポーツ観戦は初心者というヒャダインさんは、はたしてどういった点が気になったのだろうか。番組内では気になるポイントで一時停止できる「イチオシMomentボタン」が押された箇所を中心に、CrazyPapiyoNさんの解説を交えながらeスポーツの魅力を語り合ってもらった。

 

互いに活動する世界は異なるも、観戦を通じて“交差”した二人の心。興奮冷めやらぬ収録直後の彼らに、感想を聞いてみた。

 

 

 

 

 

――まずは番組収録を終えていかがでしたか。

 

 

ヒャダイン:「Rainbow Six Siege」の試合は初めて見たので、僕はもう驚きしかなかったです。ゴールは「相手を倒す」というシンプルなものではありますが、その目的を果たすためには複雑な要素が絡み合っていて、ものすごく楽しかったですね。それに加えて、CrazyPapiyoNさんから「こういう部分を意識して見たらもっと面白くなる」というヒントをもらうことでより楽しめました。このゲームをもっと知っていけば、今回見たプレイの凄さもさらに実感できるだろうし、さらに“沼”に入っていくんじゃないかな。

 

 

 

 

CrazyPapiyoN:僕は終始緊張してしまいました(笑)。ヒャダインさんにうまく説明できたかどうかは心配ですが、「Rainbow Six Siege」は大げさではなく自分の人生を捧げているゲームなので、魅力が少しでも伝わっていれば嬉しいです。

 

ヒャダイン:いや、CrazyPapiyoNさんの解説は非常に分かりやすかったですよ!

 

 

 

――具体的にはどういった部分が面白かったですか。

 

 

ヒャダイン:今回見たマッチは、ただの撃ち合いではないところが一番良かったですね。侵入者を防ぐための準備に始まり、相手がドローンを飛ばせばそれをジャミング(妨害)したりと、メタ目線にメタ目線を重ねていく。まるで将棋のような、裏の裏の裏をかく頭脳戦がとても面白かったです。

 

 

 

――ヒャダインさんはゲーム好きとしても知られていますね。これまでもeスポーツと触れる機会はあったかと思いますが、「ふたりのXrossMOMENT」を通してeスポーツプレイヤーへの印象は変わりましたか?

 

 

ヒャダイン:そうですね。もちろんeスポーツのアスリートたちがものすごくストイックというのは知っていました。でも、番組の収録中に「eスポーツプレイヤーとして意識していること」を聞いたら、CrazyPapiyoNさんが「試合の日だからといって特別なことはしないよう、普段は食べるものまでルーティン化している」とおっしゃっていて……本気度がエグいなって思いました! まさにトップアスリートの発想ですよね、カッコ良かったです。

 

CrazyPapiyoN:ありがとうございます(照)。

 

 

 

 

 

――もともとFPSには若干の苦手意識があったそうですが、後半はもう目が輝いていましたね。

 

 

ヒャダイン:従来のスポーツと同じで、ルールやプレイヤーの行動の意図が分かると面白いし楽しいじゃないですか。でも今回、試合の凄さを目の当たりにして、自分がeスポーツプレイヤーになるのは無理だと改めて思いました(笑)。「自分もやりたい」という目線というよりは、eスポーツのいちファンとして、これからもスーパープレイを見続けたいです。

 

CrazyPapiyoN:その感覚は、僕も他のスポーツで経験したことがあります。eスポーツの根底は、「もっとすごい試合が見てみたい」というファンの視点に支えられているんだなと、ヒャダインさんのコメントを聞いて実感しました。その上で、プロとして良いプレイをもっともっと見せたいなって思います。

 

 

 

 

ヒャダイン:今回見せていただいたマッチも十分すごかったですよ。やっぱり、あのクアッドキル(※CrazyPapiyoNによる、ゲーム終了直前の短い時間に4人の敵を連続で倒したスーパープレイ)は最高でした!

 

 

 

――CrazyPapiyoNさんは、「Rainbow Six Siege」の魅力についてはどう捉えていますか?

 

 

CrazyPapiyoN:このゲームは、他のFPSに比べても特に頭を使いますね。例えるなら、ボードゲームの戦略性とFPSの流動性をかけ合わせた感覚というか。

 

ヒャダイン:たしかに、それは僕も見ていて感じましたね。事前に覚えることも多いですし、その瞬間で記憶しなければいけないこともある。その上、かなり戦略的にマッチを構築しないといけないじゃないですか。まさに、考えの深さが勝敗を握るゲームだと思いました。

 

 

 

――ところで、先ほどヒャダインさんは「僕にはeスポーツをプレイするのは無理」とおっしゃっていましたね。CrazyPapiyoNさんから見て、ヒャダインさんはeスポーツプレイヤーとしての見込みはありそうですか?

 

 

CrazyPapiyoN:そうですね……とりあえず僕のチームに一カ月入ってもらえれば、なんとか(笑)。

 

ヒャダイン:ええ~っ! ものすごくしごかれそうなんですけど……(笑)。

 

 

 

 

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<後編へ続く>

 

(取材・文:中村裕一/撮影:大塚素久(SYASYA) /編集:マイナビニュース)